2013年4月27日土曜日

自習のすすめ

ゴールデンウィークが明けると、もうテスト2週間前です。この2週間は長いようでいて短い。

きちんとした勉強をしようと思うと2週間で結構ぎりぎりです。毎日、予習復習を欠かさずやっている生徒は構いませんが、1週間前にテスト範囲が出てからテスト勉強を始めても、課題を終えることばかりになって「テストで結果が出る勉強」になっていない人も多いことでしょう。

近々ののテストのため、また将来の勉強法定着のために、当塾では自習を推奨しています。

自習に来ることを推奨しているのにはきちんと理由があります。
ただ、塾に来なくても自分で何を学ぶべきかが分かっていて、自宅でも集中して勉強できるという生徒はわざわざ塾まで来て貰う必要はまったくありません。
自宅でよく勉強できるのなら、それに越したことはないですね。
塾に自習に来るメリット①
勉強量の確保
当たり前ですが、一番のメリットです。塾に通ってくれるだけで、成績が上がるわけではありません。生徒ひとり1人にあった「適切な内容」を、しっかり「演習」することで力がつきます。を家で集中して勉強できないなら、塾でやりましょう。
塾に自習に来るメリット②
自習のやり方の改善ができる
特に学習習慣がうまくいっていない生徒には、「自習のやり方が下手くそ」な生徒がたくさんいます。
たとえば、答えを丸写ししてしまったり、逆に分からない問題なのに答えを見ることができずに、いつまでも問題とにらめっこしてしまったり。答えを上手に使うことは大切なのですが意外と難しくて、答えを上手に使えていない生徒はたくさんいます。あるいは、そもそも自分の学習状況にあってない課題に挑戦してしまっていることは多くあります。
そうした間違った学習方法を身につけてしまっている生徒は、そこを改善していかなくてはなりません。教室で問題点を把握し、その上で学習方法を指導していきます。
場合によっては改善に時間が掛かることもありますが、簡単な指示をするだけで学習効率が大きく改められることも珍しくありません。
それは、塾の授業だけではどうしようもないことなんですよね。
塾の授業時間しか、しっかり勉強できないというのでは困ります。自立した学習ができるよになってもらう必要があります。
授業をとってくれないとできないことは数多くありますが、授業でなく自習として来てくれるからできることというのもあるのです。
塾に自習に来るメリット③
生徒の学習状況を把握できる
上述のメリット②にも通じることですが、生徒の学習状況を把握することは個別指導塾の要です。
生徒にあった適切な課題設定さえできれば、あとはそれを実戦して貰えるなら、半ば生徒の成績を上げられることは決まったようなものですから。
塾に自習に来るメリット④
塾の宿題がすぐにできる
多くの生徒にオススメしているのは、塾の授業の後にそのまま自習で残って勉強していってもらうことです。そこで塾で出す宿題をしていって貰います。
せっかく塾で勉強して理解できたことでも、放置してしまいそのあと忘れてしまうようでは無駄になってしまいます。そのため、塾では原則的に授業で扱ったのとほとんど同じ内容の問題を宿題として課しています。授業の直後でしたら、忘れる前に繰り返し学習ができるので学習内容の定着にはもってこいなのです。
しばらくの間、お休みになりますが、休みが明けたら勉強開始です。
自習スペースはフリーで開放していますので、塾生のお友だちもどんどん自習を市に来てください。

2013年4月25日木曜日

SSSでの指導について

SSS進学教室では、学校の定期テストで良い点数をとって内申点を上げることに力を入れた指導をしています。

これは、

・ 学校での勉強時間を有意義に使うため、学校の予習を行う。

というのと、もう1つ、

・ 受験に有利だから。

という理由があります。


どの都道府県でも、公立高校の入試には内申点が合否の大きな判断材料になるのですが、特に愛知県ではその傾向が強いのです。愛知県は内申点が他の都道府県より重視される傾向にあります。

愛知県の公立高校入試の仕組みについては、サナル予備校さんなどが図説入りで分かりやすく説明してくれています。

愛知県の一般入試では内申点と当日のテストの点数で合否を判定するのですが、テストの点数と内申点を均等に評価する学校、内申点を重視する学校、テストの点数を重視する学校があります。特に進学校はテストの点数を重視するところが多くなっています。
そのため、進学校に進むには「内申点よりもテストの点数」だと誤解しがちです。
しかし、実際のところこうした進学校でも事実上は内申点が大きなウエイトを持っています。

なぜなら、
1.上位校ほど成績が拮抗するため、テストの点数で差が付かない。
2.テストの点数と違い、内申点は事前に分かっているため受験校は内申点で決まる。
からです。
むしろ、中堅校や下位校を狙う生徒の方が点数を伸ばしやすい分だけ内申点が不足していても当日のテストでの逆転も狙いやすいでしょう。上位校での逆転合格はだいぶハードルが高いです。

また、中堅校から下位校・専門学校にかけては、推薦入試の募集枠が増えている傾向にあります。教育委員会が推薦枠の割合はこれくらいにしましょうという指針を出しているのですが、その割合を超えて募集してしまっているところも多数あります。

結局の所、上位校でも下位校でも内申点は当日のテストの点数以上に大きなウエイトを持っているのです。

2013年4月24日水曜日

勉強は役に立つもの?

こんな職業をしているので、認知心理学の本をたまに読みます。

認知心理学は、人間がどのように物事を覚えたり考えたりするかというのを研究するものですが、これそのものを知って、塾の仕事にそのまま役に立つのかというとそうではありません。

そう、これは保護者の方や生徒たちにもよく言いますが、物事があたかも自然と「役に立つ」ということはまずありません。物事を「役に立てる」という意識がなければ「役に立つもの」にはなりません。

勉強において「これを習ってなんの役に立つのか?」という物言いは、私は好きではありません。

そこにはそれを言う人の純粋な好奇心とかではなく、逃避の気持ちが見え隠れするからです。

それよりも「どうすれば役に立つようになるのか」ということを考えてみてください。

見渡してみれば、勉強のエッセンスはいたるところで役に立ってします。

たとえば私の目の前にある電子機器、建物にいたる全てが数学や理科的な理論によって成り立っています。歴史を知ることや古典を学んだことによって人生を豊かにする人たちも多くいます。
そうしたものをきちんと学び修めた人は 、勉強や学問を仕事や生活や人生において「役立てて」います。

私も学んだ事をどう塾の現場で役立てるか考えていこうと思います。

2013年4月23日火曜日

もうすぐGWですが

さてもうすぐGWですね。

このGWというやつが塾的には鬼門でして、それまでの積み上げを壊しかねないのでしっかりとしなくてはと思っています。

塾生はまだまだ少ないですが、今いる子たちにはテストでしっかり結果を出してほしい。

私がやってあげられるのは、理解を与えることと、しっかり学習の管理をしてあげることですので。

GWが終わったら、学校の課題になりそうなところをきちんと消化していってもらうことにします。
宿題消化の日を設けて、学習の習慣を身につける足掛かりにしていきたいですね。

ではでは。

2013年4月11日木曜日

新学期が始まって

新学期がはじまって、ここも通常授業が開始しています。

目指すは5月下旬の中間テスト。

英語は、一週間分の学校の予習をして、授業での発言などにも使ってもらえるような予習ノートを全学年作成していきます。特に中2、中3の子は文章のレベルも跳ね上がって難しくなるので、しっかり取り組んでいきます。

ここできちんと学習のスタイルを確立していきたいですね。

2013年4月2日火曜日

社会学ノススメ

こんな時間ですが、趣味のことを書こうと思います。

ぼく自身の趣味はいろいろありますが、一風変わったところでは社会学があります。

社会学自体は立派な学問で、堅いイメージがありますが、その実この人間社会のことを何でも網羅していける学問なので、実際は敷居はそれほど高くないです。

まじめな社会問題を取り扱う事も出来ますし、アイドルやロックなどのポップカルチャーと社会とのかかわりなんかまで、内容は多種多様です。

大きな本屋さんなんかに行くと、新書コーナーにはそうした社会学系の書籍がかなりあります。

中学生の皆さんでも読むことができる、分かりやすいものも多くありますので、自分の興味のあることを深く知るために、新書コーナーにも足を運んでみたらどうでしょうか。

それでは今日はこの辺で。