愛知県の高校入試の問題について分析しました。
② 国語の出題(26年度AB日程合計40問中)
閑話休題
ポイント1 合格の決め方
愛知県の公立高校の一般入試は、主に
① 中学校の内申点(9教科 / 3年学年末)
② 筆記試験(5教科)
の結果で合否が判定されます。
学校での成績と、筆記試験での得点力の両方を伸ばしていきましょう。
ポイント2 毎年同じ出題パターン
筆記試験は多少の違いはありますが、毎年ほぼ同じパターンで特徴のある問題が出題されます。
どんな問題が出るかを、しっかりと理解して、練習していきましょう。
SSS進学教室では、夏休みと 9 月からの講習で愛知県の入試出題パターンをしっかりと練習します。
ポイント3 1問1点の配点
筆記試験は、各教科 20 問で 1 問 1 点の 20 点満点です。5教科の出題ですので、全教科で100 点満点です(厳密には違う部分もあるでしょうがそう考えて差し支えはありません)。
難しい問題も易しい問題も、同じ配点ですので、点数の取りやすいタイプの問題から対策をしていくのが点数を上げていくコツです。特に、
① 数学の計算問題
② 国語の漢字の読み書き
は、1 問 1 点配点になってるのが最大の特徴です。点数自体は他の難度の高い問題と同じなので、絶対に落とさないようにしっかりと練習していかなくてはいけません。
他の都道府県の入試問題ですと、やさしい問題の配点は低く、難しい問題の配点は高いのが普通ですが、愛知県公立高校の配点方式では、とくに下位から中堅の高校を狙う生徒は、「難しい問題に挑戦する」ことよりも「易しい問題を確実に取る」ことの方が大切になってくるのです。
次回、以降、教科別の分析をもう少し詳しく見ていこうと思います。
生徒用につくった案内を、WEB用に修正して少しずつUPしていきます。
なお、夏休みから開始の
「受験対策講座」
を受講の生徒には、これから説明させてもらうことを、一人ひとりの学習状況を踏まえた上で必要なことをしっかりと伝授し、その上で入試にそっくりな類題を演習してもらいます。
1.正確な受験傾向の把握
2.それぞれの生徒の学習状況の把握
この2つができて、初めて適切な受験指導ができます。
まずはチラシにも書いてありますが総括から。
① 数学の出題(26年度AB日程合計40問中)
計算問題 |
12題
|
関数 |
9題 (基礎3, 図形応用2, グラフと利用4 )
|
証明 |
2題 (穴埋め形式 )
|
確率 |
2題 (樹形図1, サイコロ1 )
|
方程式文章題 |
2題
|
資料と整理 |
2題
|
図形 |
11題 (基礎知識1, 求角2, 応用8 )
|
② 国語の出題(26年度AB日程合計40問中)
説明文 |
12題
|
小説文 |
6題
|
随筆文 |
6題
|
漢字 |
8題
|
古典 |
8題
|
内容理解 |
29題 (選択28, 抜き出し1 )
|
要約作文 |
2題
|
文法 |
1題 (選択1 )
|
漢字 |
8題 (書き4, 読み2, 選択2 )
|
③ 英語の出題(26年度AB日程合計40問中)
リスニング |
10題 (記述4, 選択6 )
|
大問1(会話文) |
6題 (会話文をもとにした英作文6 )
|
大問2(説明文) |
12題 長文問題総合
(条件英作文2, 語形変化4, 適語補充4, 内容正誤2 ) |
大問3(会話文) |
12題 会話文問題総合
(会話文選択2, 適語補充10 ) |
④ 理科の出題(26年度AB日程合計40問中)
物理 |
10題
|
化学 |
10題
|
生物 |
10題
|
地学 |
10題
|
理解を問う問題 |
23題 (選択23 )
|
語句記入 |
3題
|
グラフ作図 |
2題
|
計算問題 |
7題 (記述5, 選択2 )
|
化学反応式 |
2題
|
作文 |
2題
|
資料読み取り |
1題 (記述1 )
|
⑤ 社会の出題(26年度AB日程合計40問中)
歴史 |
14題
|
日本地理 |
8題
|
世界地理 |
6題
|
公民 |
14題
|
理解を問う問題 |
21題 (選択21 )
|
資料の読み取り |
6題 (選択6 )
|
語句記述 |
11題
|
作図 |
2題
|
私は、愛知県で、15年間以上は指導をしていますが、実際このような感じで長年傾向の変化自体はあまりありません。年度ごとの難易度は多少の変化はありますが、近年は次のような特色が顕著になってきています。
それは生徒の考える力を大切にするという点です。ただ丸暗記の知識ではなく、生徒の考える力、理解する力を試そうとしています。
閑話休題
ポイント1 合格の決め方
愛知県の公立高校の一般入試は、主に
① 中学校の内申点(9教科 / 3年学年末)
② 筆記試験(5教科)
の結果で合否が判定されます。
学校での成績と、筆記試験での得点力の両方を伸ばしていきましょう。
ポイント2 毎年同じ出題パターン
筆記試験は多少の違いはありますが、毎年ほぼ同じパターンで特徴のある問題が出題されます。
どんな問題が出るかを、しっかりと理解して、練習していきましょう。
SSS進学教室では、夏休みと 9 月からの講習で愛知県の入試出題パターンをしっかりと練習します。
ポイント3 1問1点の配点
筆記試験は、各教科 20 問で 1 問 1 点の 20 点満点です。5教科の出題ですので、全教科で100 点満点です(厳密には違う部分もあるでしょうがそう考えて差し支えはありません)。
難しい問題も易しい問題も、同じ配点ですので、点数の取りやすいタイプの問題から対策をしていくのが点数を上げていくコツです。特に、
① 数学の計算問題
② 国語の漢字の読み書き
は、1 問 1 点配点になってるのが最大の特徴です。点数自体は他の難度の高い問題と同じなので、絶対に落とさないようにしっかりと練習していかなくてはいけません。
次回、以降、教科別の分析をもう少し詳しく見ていこうと思います。
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