2013年7月9日火曜日

愛知県公立高校入試 数学編

愛知県公立高校一般入試の傾向 数学


総問題数20問(各問1点/20点満点)




愛知県公立高校の数学は、全問解ききるのはかなり難しいです。
最難関高校志望以外ならば、ある程度の問題の取捨選択も重要です。

まずは最初の計算問題を解き、比較的簡単な関数の1問目、図形の証明・角度の問題などを解くなど、まずは自分が解くことができそうな問題から当たっていき、時間を有効に使っていきましょう。本番で、しばらく考えて問題を解く方法がわからないなら潔く諦めます。1問に2分以上の長考は厳禁です。





平成24年A日程
番号内容            出題分野            
1計算問題
7題
正負の数の計算①
文字式の計算(加減)①
展開・因数分解①
平方根の計算①
二次方程式(解の公式)①
図形の計量①
二次関数①
2小問集合
3題
1次関数①
方程式の文章題①
図形の証明(穴埋め)①
3小問集合
5題
確率①
関数(反比例①1次関数①)
一次関数の利用(グラフ)②
4小問集合
5題
角①
空間図形(三平方の定理の利用)②
平面図形(相似の利用)②

平成24年B日程
番号内容            出題分野            
1計算問題
7題
正負の数の計算①
文字式の計算(加減①・乗除①)
平方根の計算①
二次方程式①
関係を表す式(不等式)①
平行四辺形の性質①
2小問集合
8題
反比例①
方程式の文章題①
二次関数②
図形の証明(穴埋め)①
確率①
一次関数の利用(グラフ)②
3小問集合
5題
平面図形(相似)①
平面図形(円周角、三平方の定理の利用②)
空間図形(体積、相似の利用)②

A日程もB日程も大問の区切り方が違うだけで、実際の内容には大差ありません。
毎年、だいたい同じような問題で出題されます。
(もちろん、年によって少しずつ新しいタイプの問題が出題されるということはあります)

1.大問1の計算問題は確実にとろう

大問1は比較的易しい問題で構成されています。ここは狙い目です。
特に、(1)~(5)は毎回ほぼ同じパターンの計算です。これは、きちんと類題演習をしてとれるようにしておきます。
近年、二次方程式はA日程かB日程のどちらかで解に√が出てくる問題が出題されています。
(6)(7)は基本的な問題ですが、出題内容はバリエーションに富んでいます。選択問題なども出題されます。

とにかくまずは正確に次に素早く解けるように、計算練習を欠かさないようにしてください。

2.出題パターンの決まった問題は練習しておこう

出題パターンが決まった問題が多くあります。狙い目です。
関数のグラフ 1問目は比較的簡単な初歩の問題が出やすいです。2問目は図形などと絡めてくる場合が多いです。
証明問題 穴埋め形式で出ます。図形の証明が多いです。
グラフの作図 グラフの作図が出ます。反比例や二次関数は出題されず、直線のグラフです。
確率 数え上げ、樹形図で解ける問題が出題されます。


3.図形の応用問題が多く出題される

図形からの出題が多いです。
円周角、相似、平行線と線分の比、三平方の定理の利用は特に頻出です。
関数からの出題なども、幾何学的な考え方を用いると解きやすい応用問題が多く出題されます。
図形の出題は応用問題が多いですが、角度を求める出題は比較的易しいことが多いです。
数学で高得点を狙いたい生徒は、図形の応用問題をしっかり演習しておきましょう。

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